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農法紹介


農園の一年

化学肥料や農薬をいっさい使わない田圃には有機物を分解する微生物が生きています。稲が水中、土中から豊かな恵みを吸収するのも微生物の働きです。有機物を豊かに取り込んではじめてバランスのとれた栄養豊かな米が実ります。

米はいのちのカプセル。そのいのちを養うのは土の力、微生物の力。そして微生物を豊かにはぐくむのが役割を終えて田圃の土になる稲藁籾殻。

農園の土には命があふれています。
ミネラルやタンパク質を分解する微生物の多い有機農業の田圃からはアミノ酸をたくさん含んだ米がとれます。アミノ酸は分子構造が大きいのでかめ虫やウンカにとっては効率が悪いらしく、かれらは有機農作物にはあまり近寄りません。アミノ酸を好むのは人間。有機の米や野菜が甘いのはアミノ酸のうまみのおかげです。

有機稲作の重要なポイントは抑草にあります。 浦部農園では在来種の大豆の栽培を行う中で、大豆後は水田雑草が抑制されることに着目、試行錯誤を繰り返しながら米・麦・大豆の二年三作方式による抑草技術を確立しました。そんな浦部農園の有機稲作を紹介します。

土作り 来年の春に向けて

『 有機農業の基本 《土作り》』

肥育牛の完熟たい肥を元肥に土づくりをします。 新しく耕し始めたほ場と長く有機栽培を続けてきた圃場では土のできが違いますので、それぞれの圃場に合わせた施肥をします。
その後、幾度か耕起を繰り返します。

その他、麦まき、田植え前には植物の成長に必要なミネラル分を補うために、サンゴ礁、海鳥の糞等の化石や、天然にがりの結晶をまきます。

『 圃場の整備』

畦塗り機で土を押しあげ、田んぼのくろ(畦)をつくります。ここで畦をしっかりつくることが今後の深水管理に必要になります。


いよいよお米づくりがスタート

『 種籾の用意』

毎年自家採取している種籾を風選、塩水選で選別します。 選別した種籾を、ばか苗病やイモチ病などの予防のために温湯消毒(約60度のお湯に10分ほどつけておくこと)をします。
その後は種子浸潤を行い、発芽を待ちます。

『 苗間づくり』

土の高低差をなくすように、レーキで土をならし、均平機で平にし、根切りマットをしいておきます。

ここで高低差ができてしまうと苗の生育に影響が出るので、一本一本丁寧に仕上げていきます。

『 播種』

床土はもちろん有機のものを。苗箱はポット型のものを使います。 水をなじませた床土を苗箱に入れ、種籾を落とし、土をかけます。
ポット型の苗箱では、ひとつひとつの苗がしっかり丈夫に育ちます。

『 床並べ』

苗間の根切りマットの上に播種をした苗箱を並べていきます。 そこに番線でアーチを作り、寒冷紗と育苗シートをかけ、周囲から空気が入らないように土かけをして保温します。

育苗期間は約40日、途中発芽がそろったら天候、気温等をみながら育苗シートを外し、寒冷紗だけにします、雀につつかれない程度に苗が育ったら寒冷紗もはずします。

苗がおおよそ15㎝まで生育したら田植えができます。

これを成苗といいますがマットの苗箱ではここまで成長はできません。ポット育苗ならではの健苗で、苗がしっかりしていれば草にも病害虫にも負けません。


大忙しの農繁期が始まります

『代かき』

田植えのできる環境に田を整えるために、耕起をして水をはり、代かきで圃場をならします。 代かき後にはくず大豆を散布します。くず大豆のサポニンが雑草の発芽を抑えます。

『田植え』

ポット式田植え機を使用しますが、ポット苗では1~2本ずつ植えていくことになりますので欠株が多いです。そのため田植え機の後を歩き、丁寧に補植していきます。 田植え直後は約7㎝の深水にします。
稲の生育に合わせて深水にしていき、最終的には15㎝程の深水にします。

ここで深水にできるかどうかが抑草の重要なポイントです
さらに深水は冷夏や酷暑など自然条件の激変も緩和します。 予定分けつに達したら、間断灌水に切り替えます。



雑草との戦いの毎日です

『田の草取り』

大豆サポニンや深水で抑草に成功した圃場では入りませんが効果が薄いと判断したら即刻除草に入ります。除草機で稲と稲の間を丁寧に押して、それでも草の勢いが強いようなら手取り除草に入ります。

『畦畔の草刈り』

刈っても刈っても生えてくるのが夏の草です。防鳥ネットを張る前に、一通りの草を刈っておきます。

『 防鳥ネットを張る』

草取り、草刈りが終了したらお米に雀がかからないように、出穂前に防鳥ネットを敷設します。

パイプを打ち込み、糸を貼り、ネットを張り巡らしていきます。


 
とうとう収穫です

『 ネット外し』

稲刈り前に畦畔の草刈りを終え、稲刈り当日に防鳥ネットをはずします。

『 稲刈り』

4隅を手刈りし、コンバインで刈り取ります。
収穫したお米の稲わらはカットして乾燥させ、ほ場に鋤き込み土に返します。

『 乾燥・調整』

刈り取った籾は乾燥機にはりこみ、一昼夜かけて低温で乾燥していきます。
乾燥後一晩放熱したら籾摺りです。

籾摺りが終了し収穫量が確定したら圃場番号、栽培記録等と照合して有機の格付けを行い、倉庫に格納します。

この時にでるもみ殻は後ほど圃場に鋤き込み、土に返します。



お米作りは

お米づくりはこれにて一巡しますが、田んぼや畑の仕事はまだまだ続きます。 水はけのよい圃場には冬場、大麦を植え付け、雑草に悩まされた圃場では翌年には稲の代わりに大豆を作ります。 米・麦・大豆の2年3作が今の農園の有機農法の基本です。 循環する栽培体系が、安定的な米の収穫を確保する要なのです。

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